地球の歴史は46億年
生物としては 40億年
脊椎動物として 5億年
哺乳類として 一億年
霊長類として 6000万年
人類として 700~450万年 猿人 原人 旧人
猿人から新人に進化する過程で、形として目立ったことは
猿人は、 500年前アフリカの森の中で二本足直立歩行し
原人は、170万年前 アフリカを出て ヨーロッパやアジアに広
その子孫から、50万年前に 旧人が 誕生
ヨーロッパに広がって3万年前まで新人と共存していた。
アフリカで誕生した 新人ホモサピエンスとして 15万年
10万年前 アフリカを出て 世界各地に広がった
アジア人として 5-6万年 インドネシア付近のスンダランド
そして 日本人として 3万年
石器時代,縄文時代,弥生時代そして現代まで、猛獣、飢え、病気
我々が今生きているのは、我々の祖先が、無数の苦難をうまく生き
ホモサピエンスとは、知恵のある猿という意味である。
日本人の歴史の中で,ムシ歯が出来はじめ,歯並びが悪くなりはじ
縄文時代(約12,000年前から約10,000年前)である.
縄文時代から,火を使った調理による柔らかな食物を食べるように
気候変動による,食物の収穫が変化し,栗などのデンプンを煮炊き
石器時代には,ムシ歯もほとんどないし,歯並びの不正もあまり起
ムシ歯や歯並びが悪くなったその原因は,火を使っての調理からな
はるかに少ない.
食文化の変遷により、何とか生き延びてきたが、反面失うものも出
それは、ムシ歯だけではなく,
歯並びの悪い軟弱なアゴと
噛む力(咀嚼筋の筋力)の低下,
そして,歯と歯の接触状態の悪さ(かみ合わせのバランス)さらに
アゴ関節の変形は,深刻な状態になっている.顎関節症である.
噛まなくてよい食事のために,噛む筋肉の低下とともに
戦後の日本,昭和39年以降,平成生まれの人、時代とともに
次世代の子供たちのためにも、日本人の軟食志向を根本から正す乳
頭を鍛えるのもよいが,体の足を,顔を鍛えることを
歯科医師たちは,より懸命に啓蒙し,
乳幼児期から子供のアゴと咀嚼筋を鍛え,健全な食生活習慣を身に
楽しくするため役立つように社会に貢献したい。
もしかしたら,ホモサピエンスの現代人は,
現代文明の進化とともに,動物としての咀嚼運動だけでなく
猿人からホモサピエンスとなるまで,20種ぐらいの人類が絶滅し
なぜ絶滅したか解明されていない。もしかしたらヒトは
動物としての運動機能の体が病み、心が解放できずに
地球で,太平洋プレートが一年間に8センチ北上しオーストラリア
参考文献 馬場悠男,金澤英作 編者 「顔を科学する」Newton Press
井上直彦 増える不正咬合 なにが顔の変化をもたらしたか
「顔を科学する」Newton Press
0 件のコメント:
コメントを投稿